春を抱いていた
」のレビュー

春を抱いていた

新田祐克

私のBLデビュー作品(知らんよw)

ネタバレ
2022年6月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらはレビュー何度も書こうとしては消して、その繰り返しの作品。私が初めて読んだBL作品でした。
今思えば凄い作品が一発目やったなという…w

絵自体が少し古く感じ敬遠される方もおられるかもですが、
いやいや読んでいけば、この作画の迫力、エロのどエロい事……ヤラれますって!
うぉ〜ナニがあそこに出入りしてます、やんか…と
当時相当なインパクトでした。
それ以上に物語が素晴らしくて、BLの世界がこんなに尊いことを教えて下さった本作。
男女の恋愛ものに辟易していたので、こんなにBLの世界は奥深いものなんだぁ…と、もうズブリw
衝撃でしたッッ!

攻×攻とは、スパダリとは、年下攻めとは、尻で抱くとはetc……全てこの作品が教えてくれました♡
やはり自分の中では、リバの良さを知れたことが大きかったですかね。男同士であるからこその葛藤、それを越えてでも繋がりたい気持ち、その尊さを知れたのが有り難かっです。
長い長いこの物語、
途中ツラい展開が色々襲ってきます。
友人関係含めたやつは、キツかったけど、同時に凄く好きなエピソードにもなった。皆の絆を感じられたし、それぞれの人間性を知れて、グッとまた作品に深みが出たと思います。

やっぱり、
ず一一一一っっと、岩城と香藤の2人がヤベェのです。
(私に語彙力を与えてほしい)
2人の絆もそうだし、それぞれの成長とBL名作と言われるだけの圧倒的な濡れ場の数々……堪能できます有難う御座います。
春を抱いていたALIVEも勿論サイコーに良いです。
良いのですが、、作家さんが描き切ったと仰るのだから、読み手が何か言うことはないのだけど………
余りに飲み込めなくて長い間afterwardを読めずにいましたが、早く読むべきでした…スペアキーの条件、サクラビトでもう涙腺が崩壊w
少し胸のつかえがスッとしたように思います。
未来的なものは読んでもやはりモヤモヤしてしまって未だに駄目なんですが、これからも何度も読み返しては感動して、
本作に出逢えたことに感謝するんだと思います。
今読んでも何度でも感動できるのが本当に凄い。
全く色褪せないってどゆこと…

岩城の息子ver愛してるでは重すぎて、
甘々で恋愛の葛藤も楽しめます。6/22までafterwardも割引。
本作長編ですし、好みもありますから強くは言えませんが、割引などの機会にタイミング良く読んでみよかな〜と思えた方は是非読んでほしいです。
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