WACKER’S DELIGHT
」のレビュー

WACKER’S DELIGHT

二戸謙介

ヒップホップ青春もの+霊+一方通行ラブ

2022年6月22日
166ページ。
BLジャンルではありますが、BL要素は主人公フミトの心の内(欲望ストレート)にしか存在しません。
おっさんラッパー霊とフミトの掛け合い、フミトから梶田への一方通行ラブ、2本軸で繰り広げられるコメディー。それをしっかりしたヒップホップ青春ストーリーでまとめています。情報量過多で面白かったです。
本編の後に入っている、各話の梶田視点サイドストーリーがまた良くて、梶田の純情とフミト+おっさん霊が変に噛み合ってしまっているのが少々かわいそうと言うか先行きが心配になると言うか。
思ったよりもヒップホップ成分が高く、主人公と同じくらいヒップホップがわからないため、「好き」が足りずに星4つ。
ソニーのドデカホーンが懐かしかったです。
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