このレビューはネタバレを含みます▼
ストーリーに引き込まれてモヤモヤ、ドキドキしながらあっという間に6巻、読み応えありました。潔癖症の城谷さんが、偶然臨床心理士の黒瀬くんと知り合って潔癖症を克服することを決意。城谷さんが変わろうとして一生懸命に頑張っている姿に胸が詰まる思いでした。黒瀬くんの冷たい態度に真意がつかめずモヤモヤしたところもありましたが、黒瀬くんも過去のトラウマと向き合い必死に頑張っていたとわかり、城谷さんに見せた涙がとても心にささり泣けました。孤独だった2人がお互いを必要として惹かれていき、背負っているものを降ろし前に進んでいくことができて本当によかったです。スタートラインに立った城谷さんへの新しい10項目がとても気になりますが、2人で幸せになっていくことでしょうね。