薬屋のひとりごと
日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス)/ねこクラゲ/七緒一綺/しのとうこ
このレビューはネタバレを含みます▼
中華系を舞台にした作品は時代背景が好みでは無いので、存在は知っていたし広告でよく見て気になってはいましたがずーっと買わずにいました。何度目かの1巻無料試し読みで、思い切って5巻まで買いました。読んだところ「毒」メインではなく「ミステリー小説」のような話でした。即10巻まで買いましたが、夢中になって読むと言うよりはゆっくり少しずつ3日かけて読み進めました。現代医学や各国の知識なども猫猫にうまく取り入れられていて、読み物としてなかなか面白かったです。説明が足りないので憶測を図る力と推理力が要ります。
表題の「ひとりごと」の意味も読めばわかるのでそこも面白いです。読む前と後の感想ですが、広告の毒で「ほぅ…」と恍惚になるので惹かれたのでそれを期待しておりましたが、それはこのストーリーの主題とは違うなと感じました。
前の話がそこでぶつ切りではなく、あとあと響いてきたりもしているので話が上手です。続き楽しみにしております。
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