このレビューはネタバレを含みます▼
「鬼が慕うは祟り神」のスピンオフ。
灰崎めじろ先生の愛溢れる作品が大好きで、前作を何度も読み返していたのでこちらの発売も楽しみにしていました。
前作はしい様と椿丸の深い愛に泣き陶酔する感動作でしたが、今作はもっとコミカルで可愛いらしい、いろいろと盛りだくさんの楽しい作品でした。
感動という面では前作に比べるとややあっさりかもしれませんが、相変わらずみんな一途で愛強め。
椎根と椎葉がホホ様の心を掴むために奮闘したり、他の山へ三人でお出掛けしたり、愛があるのにすれ違うおいしいサブカプが登場したりと見どころ豊富で面白かったです。
正直3Pは全く好みではないのですが、この2人は大好きな神様に纏わり付きじゃれつく狛犬たちのように見えるので気になりませんでした。ひたすらホホ様を気持ち良くしてあげたくって右から左から尽くしてるって感じなので、ホホ様幸せでいいわね〜となりました。
ホホ様が年齢を気にしている割には初心なのも良かったです。
やっぱり愛を真っ直ぐに描いて、ほっこり幸せな気持ちにさせてくれる灰崎めじろ先生好きです。