このレビューはネタバレを含みます▼
カメラ大好きで人付き合いが苦手なゲイの大学生宗平と、同じ大学でスタイリストを目指すフランス人のハーフでバイのルカスの話。初作者さん、前から気になってて割引になってて買ってみました！買って大正解！読めてよかった、じんわりと心に沁み入る素敵な作品でした。絵も好き。宗平は過去のトラウマから交友関係が苦手で、そんな宗平のカメラの才能を見つけて距離を縮めた親友の彰大、そしてフランスで偶然出会ったルカス、3人ともそれぞれに外面と内面とが描かれて、読み終わった時の3人に対する思い入れが半端なくて、うーーーんとつい唸ってしまった。宗平とルカスはもちろん好きなんだけど、彰大も好き…、彼がいることによって宗平とルカスの仲がより輝いて幸福そうに見え、そして彼には影が…切ない！！好き！！私の大好きな早寝電灯さんの「おかえりさんかく」を思い出したわ、また読み返そう。
しかしフランスでの偶然の出会いからの日本での再会、運命的すぎる。日本での再会場面が描かれてなかったのでそこぜひ読みたいです。
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