美人誘い受けの手練手管シュゴイ…

ネタバレ

2022年7月6日

このレビューはネタバレを含みます▼ 3話+描き下ろしの表題作は、頭から読んで、終わりから読んで、また頭から読むというのを何度も何度も繰り返して読んでいます。再再々再々再々々…と、何回読んでもそれを繰り返してしまいます。
何千冊も読んだBLの中で忘れられないキャラクターBest10に入るのが、今作の隠れ肉食系受け、千鳥さんです。
もう、たーまんないです！！！
冒頭の飲み屋のトイレでのシーン！声だけなのに、事後の顔で想像力がドッカーン！と膨らみました。実に巧みな導入部です。
1話で攻めの二条目線で見た千鳥さんが、ギャップはあるわ色気が凄いわ照れ顔可愛いわで、ドンドン惹かれていく様子がストレートに無駄なく表現されています。
こっちまで一緒に千鳥さんの魅力に中てられてしまいます。
2話で二条の思いが溢れ、その後の急展開、からの最後の、え？ちょ、ま、えぇぇぇ！？？？と、サイコーの引きになっていて、思わず1話から読み直して、うっわ、エッロ！ヤバいぃ！！と、完全に千鳥さんに呑み込まれてしまいました。
ノンケを落とす駆け引きの執着と手際良さ。絶対落とせるという自信。行為中の言葉少なくも熱とエロの大放出。何から何までもがズッキュンです。
ここでお話が終わってても最高なのですが、3話の千鳥さんサイドのお話で完璧に補完です。
かわいさ愛おしさが募ります。
そして描き下ろしの「完食」。完全に二条の気持ちになって千鳥さんにメロメロにされてしまいました。
更にさらに！過去にJ庭にて頒布された同人誌も電子で読めます。ありがたいです。
芽玖先生の作品は全部ぜ〜んぶ大好きで何回も読み直していますが、今作が再読率No.1です。
何回読んでも色褪せない千鳥さんなのです。
同時収録はDK同級生の噂どおりになっちゃう腐女子の夢の中のようなお話でした。
修正は白抜きボカシです。