ハレの日【分冊版】
」のレビュー

ハレの日【分冊版】

朝田ねむい

短いながらも素晴らしい読書体験をしました

2022年7月12日
泣けました。
たった40ページでこの完成度!
色んな感情が次々と湧き起こって、どの感情も抱えたまま読み終わりました。
ちょっと考えたらややこしい設定なのですが、父親だけが語る一人称であること、朝田先生にしては絵だけで感情と状況を描くのではなく、わりとテキストに語らせていることで、着実にスッキリと自分の中に落とし込めます。
じわじわと涙ぐんでいたのが38ページで涙腺崩壊で、ラストページで感情の決壊でした。
その後表紙を眺めてしんみり。
とても素晴らしい読書体験でした。
(エロはないよ)427
いいねしたユーザ15人
レビューをシェアしよう!