ルパン三世 異世界の姫君
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ルパン三世 異世界の姫君

モンキー・パンチ/エム・ピー・ワークス/内々けやき/佐伯庸介/白狼

下地が作られている事の強み

2022年7月15日
他の作品のキャラ達も異世界に行く作品が次々と出ておりますが、この作品に関しては違和感が全くありませんね。
2nd以降のアニメで、中世を思わせる国家体制の国や、吸血鬼などといったモンスターや宇宙人なども相手にしてきただけに、読み手側もルパン達が異世界に行ったとしても(むしろ、まだ行って無かったのかと気づかされるかも)素直に受け入れられる下地が出来ているのが強みだと思います。
次元と五右エ門の再会の場面など、いきなりバトルに入るのに「ああ、こんな感じになるだろうな」と納得しました。
原作派はわかりませんが、アニメ派の人なら間違いなく面白く読める作品です。
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