このレビューはネタバレを含みます▼
麻生ミツ晃先生の作品は、夜中にしんしんと降り積もる雪が窓の向こう一面に広がっているような静けさを感じて(?⁇)とても素敵だなと思うのですが、それがこの作品のテーマにもとても合っていて、この作品の世界観にどっぷり浸ることができました。まだ恋とも言えないような気持ちが少しずつ近づいていく様子が丁寧に描かれていて、すごく心を掴まれました。玄関で線引きされていたラインが、脱いだ靴がそのラインを越えかかっている描写で1巻が終わっていて、「はわわ」とめちゃくちゃ心を掻き乱されておりますが、心を落ち着けて2巻を待ちたいと思います。(早口)