群青にサイレン
」のレビュー

群青にサイレン

桃栗みかん

惹き込まれました!!続きが見たかったです!

ネタバレ
2022年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんで、他のサイトで最初の辺りを拝読、気になりすぎて、こちらで最終巻まで一気に購入。読んで(途中、何度も前の話を振り返りながら)、その世界観に惹き込まれました。野球を通じて、目標に向けてまっしぐらな高校生らしい心理(正と負、両方の)描写が生々しく、そのストーリーを引き立たせるような画力と登場人物全員の個性がうまく合わさって、どんどん続きが気になる作品です。
掲載の関係で、終わり方がまだこれから…続きそう(展開的にも見たいし、それまでの話で、気になる所は何個かありますが(アキ&兼子と守屋&釘崎の大学(野球)、監督と修二父の具体的なエピ、片山の中学時代など)仕方ないと思いますが、読めて良かったと思えます。
細かい気持ちの揺れ動きも、素晴らしい画力(表情や佇まい)で醸しでしいて、細かい背景も手抜きも全くなくきれいで、野球の躍動感あるシーンも頭の中で見事に再現されます!!!
あとは本当に登場人物みんなの成長ぶり、ぶつかるけれども、また乗り越えていく様子に10代らしさが加わって良かったです!!
桃栗先生、ありがとうございます!!
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