着眼点に脱帽な作品





2022年7月19日
性的マイノリティについてハッとさせられた作品。昨今では同性愛者に対する偏見がだいぶ無くなって来たけれど性的マイノリティはそれだけではなくむしろ苦しんでいるのはこういう類の人達。先天的であれ後天的であれ倫理的に肯定が難しくまた正しく発散させる術もない。なんとも苦しい。最後モヤッとした終わりかたもこういう現状を読者に考えさせるためなのかそれとも作者自身肯定も否定も出来ない心情なのか…。こういう作品はBLならではというか他のジャンルではなかなか題材に出来ないと思うしもっと評価されるべき作品だと思います。

いいねしたユーザ3人