このレビューはネタバレを含みます▼
【壮大な】という形容がこれ程ピタリと当てはまる作品は、特にコミックスではあまり見た事がありません。世界観といい人間模様といい、複雑に入り組んでいて一度読んだだけではとても理解できないと思います。白状すると、世界観は何度読んでも完璧には理解できませんでした。自己分析では、理解度40〜60%くらいかと思います(幅を持たせてる割に、どっちにしても低くて恥ずかしい)😓でも、人間関係の愛情面を追いかけるだけでも十二分に楽しめる作品で、光陽の想いに寄り添い過ぎると泣けて仕方ないです。「大好きって言いたいけど、言ったら俺のこと嫌いになる」とか「俺のこと嫌いじゃないなら、好きじゃなくてもいい」とか…もう悲しすぎて辛かったです。究極の両片想いにギュウギュウ胸を締め付けられる…分かっていてもリピートしてしまう、それ程奥深い設定とストーリーです。