ボリュームたっぷり





2022年8月3日
初読み作家さまでしたので、レビューを読みまずは下巻を購入。
興奮のまま下巻のみのレビューです。
初期短編集ということですが、下巻で登場する最初の話(これが購入するきっかけ)はレビュー通りにすんごく素敵な作品でした。
連作短編のようなこの上下巻で最も長いお話が中学の同級生2人の長い片思い(いつの間にか両片思い)。
就職して地元を離れても、月に1、2度出張で泊まりに来る友人(ノンケ)。その友人を彼氏との約束を破ってもいそいそと待つゲイの主人公。
視点が2人交互に変わるので切なさもドキドキも、恋愛の高揚感でこちらまで胸一杯になってしまいます。
blではよくあるパターンなのに、独特の雰囲気があるんですよね。
この作者さまのblはファンタジーじゃないんですよ。
ほんわかでもなくシリアスでもなく、淡々としているようで近所にこういう人たちいるんじゃないかって思える親近感。
懐かしい雰囲気があるのは昔の作品が多いからでしょうが、その懐かしさが逆に良い。
エセ作家と大学生&高校生。コンビニで働く2人。少しずつ時間や登場人物が変化しながらの連作が続くので、短いのに彼らを長く知っているような気持ちで読んでしまいます。
下巻は317ページ。ブロマンスとblの間って感じの短編が多いのですが、えちシーンだけがエロじゃないっていう見本のようです。
興奮のまま下巻のみのレビューです。
初期短編集ということですが、下巻で登場する最初の話(これが購入するきっかけ)はレビュー通りにすんごく素敵な作品でした。
連作短編のようなこの上下巻で最も長いお話が中学の同級生2人の長い片思い(いつの間にか両片思い)。
就職して地元を離れても、月に1、2度出張で泊まりに来る友人(ノンケ)。その友人を彼氏との約束を破ってもいそいそと待つゲイの主人公。
視点が2人交互に変わるので切なさもドキドキも、恋愛の高揚感でこちらまで胸一杯になってしまいます。
blではよくあるパターンなのに、独特の雰囲気があるんですよね。
この作者さまのblはファンタジーじゃないんですよ。
ほんわかでもなくシリアスでもなく、淡々としているようで近所にこういう人たちいるんじゃないかって思える親近感。
懐かしい雰囲気があるのは昔の作品が多いからでしょうが、その懐かしさが逆に良い。
エセ作家と大学生&高校生。コンビニで働く2人。少しずつ時間や登場人物が変化しながらの連作が続くので、短いのに彼らを長く知っているような気持ちで読んでしまいます。
下巻は317ページ。ブロマンスとblの間って感じの短編が多いのですが、えちシーンだけがエロじゃないっていう見本のようです。

いいねしたユーザ2人