このレビューはネタバレを含みます▼
長く切ない大人の恋でした。
丸々一冊表題作で223ページとたっぷり。奥付けなどの後に電子特典おまけが載っているので最後まで読みましょう。
読後感は試し読みの通り爽やかな作品ですが、思った以上にえちシーン多いです。白発光体ですが爽やか系(?)汁多めでそれはもう意外なほど。
食事もできるコーヒーショップ。
経営者は長い友人同士、35歳、ゲイの男2人。
でもこの2人、付き合っていません。
受けの公彦は店のバイトの大学生とセ フレの関係。
この大学生とのサイドストーリーがいいんです。
ある日攻めの晴海にコンタクトを取ってきたのは大切にしていたのに別れてしまった元カレ。
ずっと一緒にいたのにこの2人、それぞれに過去があって。でも大人なので踏み込んで攻めることはしません。
長い付き合い、経営者としてもパートナー、そりゃ複雑ですよね。
彼らを見ていると、若い頃から付き合っていなかったからこそ今がある。だから敢えてこのままでも良いんじゃって私でも思います。
だからこそ晴海の生き方考え方にグッと来る〜。
で、感動するたびガッツリえちシーン。いやあ人生ですね。