おしどり悪友
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おしどり悪友

黒井つむじ

クセになる作品、描き下ろしのセンスに脱帽

ネタバレ
2022年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ だいぶ前に立ち読みして、冒頭部分のインパクトさで購入。
最初読んだ時は、会話のやり取りで誰のセリフかな?とか、名前が覚えづらかったんですが、(私の読む力の問題なのでごめんなさい)、それ以降、ページの作り方(特にコマ割りが見やすい)やセリフのセンス、気持ちの描写の言葉などがすごく印象に残って、クセになる感じで、読み返してます。で、その度、こういう作品、いいな…と思っています。
花くんの素直さと九鬼くんの優しさ、公平さが10代らしくて、でも好きじゃなければ、そうはならないよね…
あと描き下ろしの貴志くん目線のページが、たった1ページなんですが、本編(高一から高3夏まで)を読んでからのあの描写、すごく心を持っていかれました。すごく好きだし、この1ページで黒井先生のセンスを確信しました。(注!!えろとかではないです)
絵柄が体格が大きめで高校生としては、大人びているような感じですが、セリフは高校生の悪ノリ、おふざけ感もあり、読んでいくうちにそれも良き!!、この作品の味になってると思います
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