鬼の花嫁
」のレビュー

鬼の花嫁

クレハ/白谷ゆう

一巻までで良い。

2022年8月10日
5巻まで読んでしまった上での感想です。ランキングとは当てになりませんね。良い作品はもっと山のようにあるよ…と、当時ラノベ初心者だった自分に言ってあげたい。書店でも、ウェブでも、話題になってて売れるから推しとけ!感が凄くて内容関係ないんだなと痛感してます。お陰様で、いいね数を得ているレビューを読んでから買うようになったきっかけの作品です。
どうしてこんなに高評価なのでしょうか。
長い、浅い、くどい。
個人的に、もっとシンプルにして、エピソードの背景や展開・人物像をもっと深くするなどしてほしかったなと。キャラ設定がブレブレなので主人公も玲夜も何をしたいのかわかりません。相手が大事だ愛してる!と口で言いつつやってる事は独りよがりなことばかりで一巻でイメージしていたキャラ像が最後はぼやけてしまいました。
ストーリー展開はすぐ想像できてしまうのに無駄な描写が多いのでゴチャつきます(小鬼や守護霊獣たちのキャラ性とギャグ的ドタバタが本当にいらないです。この辺削ったら1巻分減るのではないだろうか)。
小学生の学芸会を見てるような感覚に陥りました。
せめてハッピーエンドだけは!と気力振り絞って期待した5巻が実は1番読むのが苦痛でした。
一巻→結婚準備(少し波乱あり)→結婚式→その後の話を少し(全2巻くらいで完結!)くらいに留めておいた方がまだ傷も浅くて済んだのになと思います。
普段あまりレビューなどは書かないのですが、不完全燃焼読破記念カキコです。
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