蛍火艶夜 単話版
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蛍火艶夜 単話版

amase

たった1夜から生まれた執念

ネタバレ
2022年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦時中、記録係(今でいう報道カメラマンなのかな)として軍に従事していた淀野(攻)は特攻隊の田中(受)の事を気に入っていた。ある夜、たまたま風呂の時間に居合わせた淀野は田中の褌姿を見て息を飲むが、その顔を見られ時間を置いて田中にその劣情を指摘されてしまった淀野は、先に戦死した恋仲の男“やぎさん“と関係を暴露され…ー激しい一夜を共にした淀野と田中は、それ以降気まずくなり。ろくに話さぬまま、彼の部隊が移動した数日後、田中の名誉ある死を伝え聞いた。淀野の耳に残る、甘く切なく“やぎさん“を求める声は終戦後も淀野の耳に残り…田中を忘れることができず、否、ファインダー越しに笑いかける田中を抱き戦死した“やぎさん“を見つけるべく足しげく新聞社に頭を下げるのだった。

いや、本当。先生の既刊である倫理は〜を最新刊出る度に見てるんですが、いやもうエロいなぁ…倫理の先生は抱かれる側なのかなとか思いながら見てたんですよ。色気がヤバいじゃないですか、絵柄が。は〜〜…商業BLかかないかなぁ無理だわなとか思ってたらさぁ!ご光臨ですわ…(合掌)未亡人との…未亡人が…寂しくて淀野を利用して旦那を思い出しながら抱かれて、追いかけたくて追いかけたくて特攻隊に志願して見事に最期まで旦那を思って天国に逝ってさぁ……雑誌が違えば転生で幸せにルートか来世で出会って幸せにルートのやぎ×田中の神聖な行為を拝見したいけど?!いやでも間男の淀野…強烈な一夜を永遠に脳に刻まれた故に、何としても“やぎさん“を見つけたいという執念は田中の為なのか、はたまた嫉妬からか。どっちなんかはまだわからないけど、は〜…こりゃ凄いよ。凄いよ。凄くエロかった…田中も淀野に惹かれてたのかな…やぎさんの匂いがしない襟巻き身につけて淀野に抱かれる田中。田中は淀野からの歯形を身に纏って逝ってしまったけど…最期の数瞬、淀野のこと思い出してくれたかな田中…2話も楽しみ…早く淀野と一緒に愛憎に浸りたいね…田中くん、愛してるよ。

追記…2話/和さん…特攻何度も失敗して無事に帰還してと思ってしまった…相思相愛じゃん…ああ…これが戦争か、だから蛍火艶夜かと思った…最高に良かったけど辛い。7話/たっちゃうのかぁ…始まらない片思い、どうなるのか。8話/掛け合い交じわい最高すぎて…9話/打上げ花火のようだった…10話/鳴子さんが心配だヨォ…11話/兎ちゃん…12話/喘ぎ最高13話/泣いた下巻楽しみ
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