このレビューはネタバレを含みます▼
Twitterで見かけて気になっていたところに、フォロー様方のレビューに後押しされて購入しました。特装版と通常版どちらにするか迷ったんですが、レビューを参考に通常版のこちらを購入。こちらは表題作のみ全6話+描き下ろしで合計232ページ。フリーデザイナーの咲が、謎の赤髪の大学生・ユウに声をかけられて…というお話。試し読みした時に咲のビジュアルがすごい刺さったことも購入の決め手の一つだったんですが、スッキリ綺麗な絵柄で読みやすいし、咲が格好いい!個人的に攻めの口元とか目元のホクロがすごい好きで、この作品も然り、咲の口元のホクロから色気がバンバン漏れてました。ユウは赤髪で大胆なのに、ピュアでどこか放っておけない感じがアンバランスで良かった。ただ何となく咲がユウに惹かれたのがちょっと説得力に欠けるような…?初々しい感じとかチグハグな雰囲気が良かったということだったのかな?咲にずっと片思いしていた友人の嘉彦がなんか一途で気になったんですが、そんな嘉彦を差し置いてユウが選ばれるので、ユウにもう少し魅力が欲しかったかな。また嘉彦にそんな一世一代の告白をさせるなら、もう少し嘉彦を話に絡ませても良かったし、そうでないなら嘉彦の立ち位置をちょっと変えても良かったのでは?と思ってしまいました。あと最初に咲とユウが出会った時に、要は見知らぬ人を自宅に連れ込み、シャワーもせず口でした後うしろに突っ込む、というのが急発進過ぎて、その後が丁寧だっただけになんか勿体無かったな。ユウが慣れてる?的なのもちゃんと説明がなかったけれど、自分でしてたからということ?全体的には良かったんですが、ちょいちょい引っ掛かるところがありました。