戦争は女の顔をしていない
小梅けいと/スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ/速水螺旋人
このレビューはネタバレを含みます▼
お値段がそこそこするので、購入に思い切りが必要かも。
最近はロシアがウクライナに責めこんでいて、ロシアが悪というイメージがありますが、この本では違う。
主にロシアとドイツか戦争をしていて、ドイツが悪いイメージになっている。
戦争というものは置かれた立場によって随分と見方が変わるものですね。
未だロシアに対して悪いイメージが無くなった訳ではないですが、女性達が戦争の最前線で怪我人を助けるために頑張っていたのは知りませんでした。
終戦後に軍人の女性に対しての差別があったことも酷いと思いました。
彼女達は何のために命をかけて戦っていたのでしょうね。
戦争が終わってかも、血の匂いや死人の顔を思い出してずっと苦しんでいるのに。
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