ラクダ使いと王子の夜
」のレビュー

ラクダ使いと王子の夜

緒川千世

タイトルになったお話は…

ネタバレ
2022年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のカマルとサディーク(ラクダ)の関係が、愛おしくて最後に泣いてしまいました…(動物にまつわるお話は、愛犬を亡くした時を思い出して、涙腺が緩みっぱなしになる)そして、カマルを育ててくれた年老いた族長夫妻のその後も気になっていたのですが、短編集の最後のお話で回収されていたので、ホッとしました。カマルとアルファルドの愛が永遠に続くように祈っています。他のお話…特に兄弟と親子の話は内容がハードで、カマルのお話とのギャップにぶっ飛びました。それぞれのストーリーは面白かったと思います。私自身は親子兄弟ものは苦手なのですが、とにかく作画が綺麗なので、表紙に惹かれて購入した感じです。
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