くどい食材でもソフトなパンの間に挟んだらみんな食べてくれるんじゃないか…という緒川先生の後書きそのままの内容でした。ソフトなパンは本当にソフトで良いです。特に表題作はファンタジーロマンでBL初心者やライトBL好きも安心して読める内容でした。くどい方は病み近親ものが地雷な人には評価の下がる内容です。舞台が繋がっている近親者三組のお話しですが、一組だけ義理の兄弟で後二組は実の兄弟と父息子です。義理の兄弟の方はダブルバーガー、実の兄弟はダブルバーガーに厚切りベーコン乗っていて、父息子はそこにフォアグラ追加した感じ。父息子ものは息子が虐げられて系ではなく両者病んでて病院送りレベルです。父親は息子に執着はあるけど一切の愛情はなさそうでしたね。お父さんが気の毒です。ここの親子問題は深く考えてはいけないファンタジーいや、やおい妄想ですね。この話が一番くどくて苦手な人が多そう。くどいの嫌いじゃないけど、やっぱりソフトなパンの方が好きだし、ダブルバーガーぐらいが胃もたれ無しで丁度良いかも。