構成力に圧倒されました





2022年8月21日
評価は高いけれど、お試し読み部分の大河のおバカぶりがあまり好きになれず敬遠していた作品ですが、クーポンあったので読んでみました。
もっと早くに読んでいれば、と後悔しています。
これをBLにカテゴライズしてしまうと、ちょっと違うと思われる方もいるかも知れません。エロもないです。
が、性と愛について、これほど多角的に捉えた作品はないと思います。
性に対する世間の見方や個人の捉え方、心の感じ方、恋愛だけでなく家族愛や夫婦愛などの様々な形の愛。それらの内面と外面、そして嫉妬と羨望。
導入部分で受ける印象と全く違って、背景もテーマもかなりヘビーです。
でも、少しずつ点と点が繋がって線になり、それが面になっていくような感覚でした。BL要素はそのひとつに過ぎないのだと思います。
2人とも、親から受けた影響が大きすぎるんですね。
そう考えるとタイトルの意味もよく分かりますし、表紙の色やデザインも絶妙だな、と思いました。
圧倒的な構成力。見事だと思うし、これがもう見られないのかと思うと残念で仕方ありません。
素晴らしい作品をありがとうございました。
もっと早くに読んでいれば、と後悔しています。
これをBLにカテゴライズしてしまうと、ちょっと違うと思われる方もいるかも知れません。エロもないです。
が、性と愛について、これほど多角的に捉えた作品はないと思います。
性に対する世間の見方や個人の捉え方、心の感じ方、恋愛だけでなく家族愛や夫婦愛などの様々な形の愛。それらの内面と外面、そして嫉妬と羨望。
導入部分で受ける印象と全く違って、背景もテーマもかなりヘビーです。
でも、少しずつ点と点が繋がって線になり、それが面になっていくような感覚でした。BL要素はそのひとつに過ぎないのだと思います。
2人とも、親から受けた影響が大きすぎるんですね。
そう考えるとタイトルの意味もよく分かりますし、表紙の色やデザインも絶妙だな、と思いました。
圧倒的な構成力。見事だと思うし、これがもう見られないのかと思うと残念で仕方ありません。
素晴らしい作品をありがとうございました。

いいねしたユーザ5人