よだかの恋人【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】
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よだかの恋人【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】

央川みはら/阿賀直己

優しいお話

ネタバレ
2022年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 阿賀直己さんの原作ということと、表紙絵の雰囲気が気になって購入。
人気小説家で美青年の寒原夜鷹×作家志望で出版社で働く三郷匡平。
夜鷹のファンだった匡平が夜鷹を追っかけて入った大学のOBの飲み会で夜鷹に話し掛けて、酔った勢いで一夜を共にして…?から始まるストーリー。
どこか常識に欠けてる夜鷹が匡平に「性○為して欲しい」と突然持ち掛けたりと衝撃的なセリフもありますが、えろえろではなく、どことなく優しい雰囲気が満ちていて癒されます。
絵の雰囲気とかお話とか、凄く好きなんですけどひとつだけどうしても腑に落ちない点が…
高校生の時に夜鷹のファンになった匡平が夜鷹の通ってる大学を知って、同じ大学に行きたくて何浪もした…という様な描写があるのですが。
てっきり夜鷹は匡平の2〜3個上かと思いきや、その後同い年と出てきてまさかの誕生日が匡平が半年前に産まれたことになってて…
途中で設定を変えたのでしょうか。
夜鷹も匡平も同じ寂しさを抱えていて、魂が呼び合う様に惹かれあっていく様がとても良かった。
年齢の設定以外はとても良かったのでこの評価です。
スピンオフとかあったら読んでみたいくらいの可愛いカップルです。
電子版のおまけが○
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