先生の才と美を見せつけられた

春抱きから先生の作品を集めています。元々極道モノが大好きで、ストーリーに厚みがあるものが多いし何より単純にセリフがカッコいい、もうまさに新田先生にぴったりのテーマだと思いました。ヤクザの跡目争いが軸にはあるのですが、綿密に練られたストーリーそして最後3巻の展開ぶりには圧倒されます。美しすぎる組長の息子透と、才知に長けた六実のLOVEありきのストーリーになっているところが素晴らしい。エロくて美しいラブシーンには釘付けです。フェロモンだだ漏れ&無意識な誘い受けの透ですが、これも才なのでしょう。皆が皆探り合いからの裏のかき合いでそこを面白く楽しむのが醍醐味です。あと1巻の最後に「W劇場」と言うゲーム制作会社が舞台の短編32Pがあるのですが可愛らしくてこちらもとても面白いです！全3巻ですが10巻くらいの満足感ありますよ〜。