このレビューはネタバレを含みます▼
新刊作者さん買い。作者さんファンには嬉しい「へんたいできたね」と贅沢な２冊同時発売です！
さて本作品は、高校の英語教師・アドルフ先生×生徒の秋人のお話で、表題作のみ全５話＋描き下ろしで合計171ページ。しょっぱなから付き合っている（少なくとも片方はそう思っている）設定で、秋人が卒業するまでのお話です。本番エチは秋人の高校卒業までお預けですが、学校でイチャイチャしたり、校外で二人で会うだけでなく先生の自宅に頻繁に行ったりしているので、先生×生徒という立場の垣根は低め。そもそも本番エチはお預けといっても、結構際どいところまで行ってるので、これを単純に「卒業まで我慢した」と言っていいのか謎ですが…。なので先生の倫理観が気になる方は注意して読んだ方が良いと思います。作品紹介文でもアドルフ先生の肩書が英語講師となってますが、高校の先生ではなくて、塾の講師とかだったらもう少し抵抗感が少なくなっていたかも。元々アンソロの読み切りがベースということで、確かにちょっと最初の展開が強引な気もしますが、最後まで読むとそこまで気にならなかったです。アドルフ先生がかなり軟派に見えますが秋人を溺愛しているのも良かったし、実はピュアで可愛い秋人のツンデレギャップが良かったです。同棲した後の二人ももっと見てみたいな〜。
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