良すぎる





2022年9月30日
いや、これはすごい。
オメガバースだし、またありきたりな設定なのかなと、そんなに期待せずに購入したのですが、ほんっと良かったです。
中学生という多感な時期に、簡単な知識の説明だけで安易に集団で検査をされ、人とは違うんだと知らされる。
十分なサポートも保護もないなかで、友達関係が変わっていく恐怖。
若すぎるゆえ、好きな人を守るために衝動的にとった行為。そこに愛は確かにあるのに悩み苦しまなくてはならない現状。
運命という言葉に取り憑かれ、本当に大切なものを見ようともしなかったことで取り返しのつかない後悔が襲う。
それでも人は傷つき後悔してもなお、信じて再生できる。人と人だからこそ、言葉で繋ぎ行動で示していける。
そして信念をもって行動を起こすことで、世論さえも動かせるんだと、オメガバースの話だけども身近な問題定義と広い世界観のある話でした。
もちろんエロも愛も盛り沢山ありましたよ。
ゆかと薫、大我と倫。
基本はこの2CPで描かれています。
涙がでるシーンもありますが、決して悲劇的に描かれているわけではなく、それぞれのキャラの思うところを掘り下げて考えていける作品です。
3巻終わりの方には、akabeko先生独特のフッと笑えるワンシーンなどがありました。
3巻一気買いする価値ある作品です。
オメガバースだし、またありきたりな設定なのかなと、そんなに期待せずに購入したのですが、ほんっと良かったです。
中学生という多感な時期に、簡単な知識の説明だけで安易に集団で検査をされ、人とは違うんだと知らされる。
十分なサポートも保護もないなかで、友達関係が変わっていく恐怖。
若すぎるゆえ、好きな人を守るために衝動的にとった行為。そこに愛は確かにあるのに悩み苦しまなくてはならない現状。
運命という言葉に取り憑かれ、本当に大切なものを見ようともしなかったことで取り返しのつかない後悔が襲う。
それでも人は傷つき後悔してもなお、信じて再生できる。人と人だからこそ、言葉で繋ぎ行動で示していける。
そして信念をもって行動を起こすことで、世論さえも動かせるんだと、オメガバースの話だけども身近な問題定義と広い世界観のある話でした。
もちろんエロも愛も盛り沢山ありましたよ。
ゆかと薫、大我と倫。
基本はこの2CPで描かれています。
涙がでるシーンもありますが、決して悲劇的に描かれているわけではなく、それぞれのキャラの思うところを掘り下げて考えていける作品です。
3巻終わりの方には、akabeko先生独特のフッと笑えるワンシーンなどがありました。
3巻一気買いする価値ある作品です。

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