このレビューはネタバレを含みます▼
描き下ろしを初めて読んだ時は、ハッピーエンドなのか分かりませんでした。ちょっとゾッとしました。裏表紙を見て、日部君にとってはハッピーエンドと解釈しました。
愛之助君に先立たれた日部君のコメント(少し寂しい)から、日部君が、愛之助君と過ごした人生に満足を感じて、その死を受け入れているように感じました。何で先に死んだの?や、まだまだ生きていて欲しかった、といった発言でもないので、特に永遠の生を望んでいるようには思えませんでした。この感覚で発生するループを思うとゾッとしました。
裏表紙シーン(顔はさむ)は、バッドエンドルートに無かったので、無事にお祈り修正が効き、回避(ハッピーエンド)ルートが再生されているのだと思いますが..。タイトルがポジティブなので、ハッピーエンドなのでしょうね。このもやもやした感じ、作者様天才でいらっしゃいます。