【全1-6セット】薄幸の伯爵令嬢は侯爵の愛で花開く【イラスト付】
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【全1-6セット】薄幸の伯爵令嬢は侯爵の愛で花開く【イラスト付】

佐倉紫/ことね壱花

微笑ましい夫婦となる二人の馴れ初めのお話

ネタバレ
2022年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全8章。
王道も王道、シンデレラストーリーなので幸せな読後感が良い。ほっとした満足感あります。
愛人の子として疎まれ酷い扱いを受けてきた伯爵令嬢ヒロイン・リネット(幸薄美少女)と、元騎士団所属のクールで真面目な侯爵ヒーロー・レイフ(誠実美丈夫)のラブロマンス。
お二人とも初恋だったので徐々に距離が近くなる感じが可愛らしく堪りませんでした。戸惑いつつもじもじしながらイチャイチャしてる姿にニヨニヨ…さすが初恋同士!当てられるわぁ〜笑。微笑ましいわぁ〜笑。執事のハリスさん達の生暖かい目、めちゃくちゃ共感しちゃう笑笑。
リネットちゃんは心根が優しく人を思い遣る心を持った働き者の天使でした。時に行動力もあり好印象。反面、彼女の家族達がより黒く悪魔の様に映ります。
レイフ様は初めて心を動かされた女性がリネットだという事で、戸惑いつつも自身の気持ちに素直で真っ直ぐな気持ちを終始向けてくれ、ブレない誠実な姿勢に好感度増し増しでした良き良き。舞踏会でリネットを自身の傍から離さないマンのレイフ様良かったわ〜我満足ぞ笑。思った事をちゃんと言葉にしてくれるので、そのストレートな甘さに聞いてて恥ずかしくなるセリフありましたが…良かったぞレイフ!ありがとな!笑。
悪役もまぁ登場しましたが思ったよりイライラしませんでした。公爵も公爵令嬢もまぁ…かわいいものだったかな。起承転結がしっかりあって、絆を深める事件や悪が成敗される事件もあり良かった。最後は勿論幸せで終わります。
えちは後半以降でしたがむしろよくここまで我慢したなとレイフを褒めたい笑。何度かシーンありますがそこまでしつこく無く、数行で終わった部分も。しかし愛はあるし大事にしてるの伝わってきてなかなか良きでしたご馳走様。
二人のひたむきで誠実な王道恋物語が気になった方は是非。
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