雨月堂アンティーク
」のレビュー

雨月堂アンティーク

露久ふみ

雰囲気勝ち作品だと思う

ネタバレ
2022年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先日のマーブルコミックスクーポンで気になっていたものを。
雨の日にだけ現れる骨董品店、正体不明の謎の店主、喋るフクロウなどとってもミステリアスで絶対面白いやつと思いましたがストーリーとしては個人的には★4で…。1冊じゃなくて上下巻とかでじっくり読ませて欲しかったなと思いました。
内容としてはファンタジーですが全ての設定がファンタジーというわけではなく現実の世界に一匙の不思議を足したお話です。
男だけど子供が作れる仮腹を得られる種がある。すごい。BLご都合展開だ笑

雨の日にしか店の外に出られない1人ぼっちで寂しい店主が愛を得るというのが話のメインなのでしょうか。つまらない訳ではなのですがストーリーのメインが何か分からない印象でした。
あと不思議なことは不思議なまま終わるタイプの話なので後から何も明かされません笑
品物の対価として客から得た思い出が手紙になって保管されているっていう設定がめちゃくちゃいいと思いました!この部分広げてスピンオフとか出して欲しい気持ちです。

表題作のみ202P、結構えちですがめっちゃ広範囲白抜き。心の目必須。しっとりと不思議な雰囲気を味わう作品です。店主のサスペンダーと眼帯が大変にえっちでしたので★5です。
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