このレビューはネタバレを含みます▼
正確にいうと浮気ではありません。受けと別れては新しい人と付き合い、また受けの元に戻ってくる、ということを繰り返す酷い攻めと、そんな攻めを何度も受け入れつつ心が凍ってしまった受けの話です。
前半はとにかく攻めが酷くてこれぞ浮気攻めの醍醐味!というほど受けが可哀想で胸がしめつけられます。受けが別れを決意してから攻めが後悔して反省し、再会してからは一途に受けを追いかける…というお話なのですが、間に挟まってる共通の友人がお互いの情報を流しすぎててなんだかなぁと。この友人のせいで離れてる感があまりなく、切なさが半減して勿体無い…!離れている間は受けも攻めも清い体?だった所はとても良かった。
ちなみにこの本の改行、なんか変では…?次の行から突然シーンが大きく飛んでいたり別日になったりしてるので、もっと空白の改行を増やして欲しい(普通2〜3行分空いてるべき所が空いてない)。そのせいか読んでる時のスピード感が半端ないです笑。
本当はもっと攻めを焦らして欲しかったなど色々ありますが、貴重な攻めザマァを書いてくれたことに感謝して甘めに星5つ!