タイプ・エイド
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タイプ・エイド

市ヶ谷モル

褐色受けの醍醐味がここに…!

2022年10月26日
フォローさせて頂いている方のレビューからたどり着きました。前作から作者さんのお名前は存じてましたが、コミックス購入はこれが初めて。レビュー数がそんなに多くなかったので、一か八かの購入でしたが、買って当たりの作品でした!
アンドロイドのテオ×研究者の瑛二のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計182ページ。業務用アンドロイドが普及していて、より人間に近いアンドロイドを開発すべく研究が進められている時代。人付き合いが苦手な瑛二が、アンドロイドが接客するクラブでテオに出会い…というお話。特筆すべきは絵のやっぱり綺麗さです!瑛二の褐色肌から漏れる色気がすごいです。盛り上がった筋肉に綺麗に反射する光加減で、筋肉の柔らかさとか滑らかさが表現されていて、これぞ褐色肌の醍醐味ですよね。凸はすっっごい薄いトーンでほとんど見えませんが、すごい丁寧に描かれた凹が拝めます。綺麗な凹だけでも見る価値あります。エロ一辺倒ではなく、ストーリーもとても良く練られた印象です。あとがきで作者さんも書かれてますが、アンドロイドの愛おしいポンコツさ、分かる気がします。一見完璧なテオが、ちょっと斜め上な思考なのもギャップが良いです。そんなテオの過去とか、これから二人がどうなっていくのか、続きがとても楽しみです。ということで、完全な続き物ですので、完結作品希望の方はご注意を。
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