このレビューはネタバレを含みます▼
「千年万年りんごの子」を読んですっかり田中先生のファンに。
ニューヨークからやってきたいかにも現代っ子のオンと田舎でマイペースにスローライフを楽しむ兄基。
兄弟だけど初めましての2人。
生活する中で少しずつ見えてくる彼らの人となりを丁寧に描かれているので、読んでいるこちらも自然と2人を好きになってました。
オンが生意気そうに見えたけど素直な良い子でね〜。可愛い!
基が作る料理は簡単な作り方も載せられています。
農家の家だと季節の野菜や果物って一度に大量に採れるので参考になります!
天狗の末裔のお話ですが特に事件も何も起きてません。
でもそれが良い。生活の一つ一つの作業を楽しめるって良いな〜人の丁寧な仕事はずっと見てられる。
昔ながらの土間の台所におくどさん、タイルのお風呂など細かいところまで描き込まれた背景も好き。
千年万年~では自然の厳しさ激しさを感じたけど、この作品では豊かな実りに感謝したくなる。読んでいて気持ちがいいですよ!
2巻では天狗パワー発揮されたりするのでしょうか?
楽しみです!