このレビューはネタバレを含みます▼
本編は分厚い3冊でとっても読み超えがあり、世界観にどっぷり浸れます。
前世での記憶を持ち苦悩するレオリーノと、レオリーノが持つ前世の記憶の人物イオニアを愛し、一度は失ったグラヴィスを中心とした本編。
本編でも大変楽しませていただいたのですが、外伝の発売でやられました。
本編の時からヴィルク気になってたんです。
平民出身の気のいい兄ちゃんなんですが、兄イオニアと似ているものの武より知な軍人で、裏の顔があるだろうと想像してしまう人物です。
ヨセフを同じ平民として助けてあげようと気にかけていたところ、いつのまにか目が離せいほど可愛くなってしまってたんですね!
この外伝の主人公であるヨセフ、本編ではレオリーノの護衛役として主人とどっこいどっこいな鈍感、世間知らずではあるものの、動物よろしくな感の鋭さ、剣の才能を発揮する美青年なのですが、背中を預けて戦い死地を共に乗り越えたルーカス(年の差19歳)に想いを寄せています。
想い人には受け入れてもらえないけど、それでもガンガンぶつかっていきます。
しかしルーカスの中には今もなお失った恋人イオニアが…
3人の苦悩は続きます。
それぞれの苦悩の果に自分の未来を選択しますが、正直これから!!!この続きが読みたいです!!
先にも言いましたがヴィルク大好きなんです。
状況によって言葉遣いが変わるのですが、これがたまりません。
どうか、どうか!よろしくお願いします!!!