このレビューはネタバレを含みます▼
「デスパレート〜」の三角関係執着愛が好きで、こちらもエリート兄弟αと蔑まされてるΩの執着愛ということで気になり購入。出会った瞬間から陽を運命の番と確信する兄の廉司と、陽を自分のものだと言い聞かせて側に置いていた弟の衛司。2人とも陽を愛していたけど覚悟が違った。全部を捨ててでも手に入れたいものはただ一つ。廉司のその強い意志が、ずっと自分を卑下していた陽を突き動かした。家柄とかαとかΩとか、がんじがらめな世界に居すぎて思考が鈍ると本当に欲しいものを言えなくなるのかもなぁ…と、過ちを犯してしまった人達を見て心苦しくまりました。好きな気持ちは本物なのに、悲しいし辛い場面もありますが最後はちゃんとハピエンです。弟の衛司にも幸せになって欲しいな。
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