このレビューはネタバレを含みます▼
説明文にあって、どういうことやねんってなりました。
浅学な私は車がロボットになる映画くらいしか知りませんが、読んで調べてなるほど。
いや、なるほどか?笑。
というのは色んな意味があり、どの意味だろうと考えたからです。
ひょっとしたら、そんな視点で読むのも面白いかもしれません。
さて、このお話はまさに蟻の帝国。
擬人化の蟻の帝国のお話で、そこに無名の兄弟の1人が(蟻が?)投獄される冒頭。
そこで発作が、、。
そこから蟻の帝国の理が示され、逆に謎の部分も際立っていきます。
性別はよくわからないですが、苦手ジャンルにさえ寄らなければ特に気になりません。ほーんって感じ笑。
見所というか、好きなところは単純な悪役を作らない点と、頭が良さそうなところ。
悪役ってつい探しちゃいますよね。
こいつが悪者かギャフンされ役か、と。
私はそうとも言い切れないお話が好きです。
天秤の秤の視点変えれば逆転するわけで、俯瞰で見がちなんですよね。
とある鬼を滅する刃の話で、善悪ハッキリなのに悪の方もストーリーがある。
その上でも罪は罪で許されず、滅せられるから刺さったんです。
あっちは悪役決まってるので例え微妙過ぎますが、弛ってる所、それぞれの思惑という所が共通であげました。
話逸れましたが、この漫画はその点、非常に客観的な漫画だと思いました。
そして、それを描くには、正直、頭悪いキャラだと駄目なんですよね。
言葉遣いや行動がアホっぽくても、どこかに思慮深さや奥行きが欲しい。
それで物語が締まると思います。
人の受け止め方はそれぞれですが、私にはこの漫画のキャラの「揺らぎ」は心地良かったです。
会話はポピュラーな表現多いんですが、ストーリーだけでなくキャラを決め付け出来ない漫画だと思いました。
それゆえ落ち着いた時しか読めなかったですね。
フォローさんのレビューから3巻まで買って続きも買うと思います。
さて、ほんとこっから消されていい覚悟の蛇足で恐縮なんですが、とある時(4年程前?)からフォローさんを増やしておりません。
フォロバをしないのは心苦しい限りですが、理由は私プロパー、なんとなくお察しくださると幸いです。
そんな重そうな事を書くことも無いんですが、タップして下さる方やこんな好き勝手なレビューでもフォローしてもらえたりして気付けば三千!
区切りで感謝の意を込めて書かせて頂きました。