凶愛に啼く獣
」のレビュー

凶愛に啼く獣

宇奈月香/芦原モカ

切なく苦しい

ネタバレ
2022年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 義兄妹となったふたりにはいつも義父という存在が影を落としていた。義父はヒロインをコントロールし、従わせる事で私利私欲、自己顕示欲、出世欲を満足させるただの駒にしていく。欲のためなら何でもする鬼義父。その駒に甘んじながらも義兄に対し愛情を募らせていく…とにかく終盤近くまで苦しく切ない。これから愛息の安らかな眠りとヒーロー、ヒロイン、娘が幾久しく幸せであらんことを願いたい。
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