鳴けない小鳥と贖いの王
」のレビュー

鳴けない小鳥と贖いの王

六青みつみ/稲荷家房之介

完結!でも1巻で感じた期待感は満たされず

2022年11月5日
1巻を読んだ時の揺さぶられ感がハンパなく。どうなっちゃうのと涙と期待を迸らせてた時が物語の最高潮だったかも。2巻はクラウスの愚行をなんとか正当化したいがための、言い訳フェーズが冗長過ぎてダレた。ページ割いたわりに全然挽回できてないし、なんなら押し付けがましい。3巻でわずかにすっきりする流れ来たかと思いきや、ラストのご都合主義500%な展開に胸焼け。この作家さんが好きでしたが、長編は向いてないのかな?もっとギュッとテンポよく、すっきりした名作に出来そうな題材だったのに残念だと思いました。
いいねしたユーザ12人
レビューをシェアしよう!