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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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置物王妃の白い婚姻 蛇神様の執着により、気ままな幽閉生活が破綻しそうです【特典SS付】
中途半端2023年9月30日以下の方にはおすすめしません。
・正義感が強く、勧善懲悪ですっきりしたい方
・甘めな、あるいは、シンデレラ的ラブストーリーが好きな方
・ファンタジーな世界観を堪能したい方。
私としては、星の数は挿絵分だけです。重すぎる背景から入る冒頭は、タイトル、あらすじから抱く作品イメージを最初から裏切ります。良い意味での裏切りになれば良かったのですが、ラブストーリー、ファンタジー、復讐劇、どの角度からみても中途半端。作者さんは一体何を描きたかったのか、最後まで読んでも全く楽しめませんでした。主人公が語る王族としての信念は動かない自分への言い訳です。王座への花道が出来てるクライマックスですら、なぜか仇を傀儡として残し自分は出ない。「死んだ家族は血で血を洗う復讐を望まない」は正論としても、残した国をより良くするため、自らが立ち国の未来を動かす努力は怠って欲しくなかったと思ってると思いますよ。独りよがりの会話も伝わりずらいところが多いので、共感ポイント少ないです。 -
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「けれども」病2021年9月28日ありがちとはいえ、世界観は嫌いじゃないのですが、表現や言い回しにクセがあったり、何度読んでも前後と繋がらない表現の文章になってしまっていたり(使い方を間違って逆の意味になってるような)、文章力がかなり稚拙です。物語が進むにつれて、ストーリーへの興味よりもそういった粗へのストレスが上回ってしまい、すごく残念。もう次巻は買わないと思います。1番気になったのは、説明文でもセリフでも「けれども。」で終わるパターンが頻出すること。意図も効果も汲み取れないので、ただの作者のクセなのでしょう。主人公の特徴としてセリフに入れるだけならまだしも、こういった不適切な使い方で多用するのはモヤモヤします。
あとは、主人公が恋愛方面にだけ極端に鈍感かつ初心なところも、イラっとポイント。