ホワイトナイトビターポルノ
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ホワイトナイトビターポルノ

野花さおり

小鳥遊くんの愛情深さよ

ネタバレ
2022年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去の主に人間関係のアレコレから、エッチなことは好きだけど本気の恋なんてしない、ひとりでいいと諦めている美人の泪さん。この泪さんが、男前且つ体良しで大きめで、“良いモノ”をお持ち(泪さん談)なDTの悩める青年・小鳥遊くんをヨコシマにお持ち帰りしてしまったら、予想以上に懐かれてしまって…な、お話。序盤でこそ、泪さんのえちえちな遊び人っぷりもあり「小鳥遊くんよ、この美人のどこがそんなによかったんだい…確かにエッチなお兄さんやけども」なんて思ったものですが、読み進めるごとに小鳥遊くんの愛情深さと健気さに泪さんより先に絆されてしまって「泪さん!意地張らずにさっさと素直に愛されてしまいなよ!」なんつってもう全面応援態勢でした。それぐらい小鳥遊くんの真っ直ぐな愛情があったかくていじらしくて、一身に浴びてどんどん可愛く愛されちゃう泪さんが羨ましいほどです。遊び人のエッチなお兄さんが、一人の青年専属のエッチなお兄さんになるの最高ですね。えちえちが巻末までたっぷり多めで濃厚なのに(スペシャル修正仕様ありがとうございます!)、小鳥遊くんの愛情のおかげとイヤな人が周りに出てこないので、どこか心がポカポカするとても良き一冊です。立ち読みで気になられたら迷わずポチッと是非!
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