涙雨とセレナーデ
」のレビュー

涙雨とセレナーデ

河内遙

どうにかなって欲しい!

ネタバレ
2022年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 数あるタイムスリップ漫画の中でも物語の落とし所が見えず、それ故に気になって読んでしまいます。
きっと陽菜や武虎がそれぞれの時代へ戻ることを目指してるんだと思いますが、それだと明治に残してきた想いはどうするのか??
記憶がなくなってしまうのは悲し過ぎるし、本当にどう結末を向かえるかハラハラしてます。
あと、自分が思い浮かぶタイプスリップもの(ふしぎ遊戯や犬夜叉など)途中で現代に戻れたりするのに、この作品はそれもできないのでしんどそうだな、、と。
これらの作品と異なる点は自分より未来から来た人物(武虎)によって物事が解明されていく点が興味深いです。
陽菜は孝章に対してそれぞれのどうすることもできない事情を弁えて(ある種諦めて?)愛する気持ちを抱えていますが、孝章はどんなに時間がかかっても陽菜とどうにかなりたいと願っている気持ちが尊過ぎます涙

ふしぎ遊戯みたいに主人公が現代に戻った後、記憶もそのままで孝章の生まれ変わりみたいな人が現れて…という展開はもう既視感あるので、この作品はどう違いを出して結末を向かえるのか期待しております。(でもハッピーエンドにはしてもらいたいです!)
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!