恋する時をかさねて
」のレビュー

恋する時をかさねて

名倉和希

キレイにまとまり過ぎかなと。

ネタバレ
2022年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんの「秘密の純真オメガと溺愛王」が可愛らしいストーリーだったのでこちらも購入。

うーーーん。。。
攻めの「5年前のある事情」。これのケリの顛末がアッサリしすぎている。受けも簡単に許しちゃうし。
…え?って感じ。わりと重い事なのに?忘れていたとかあり得ない
受けも自分の母親の境遇を見ていたのに、よく信じられるよな、、、って感じ。

それだけ心の底から攻めを愛して、触れ合いを求めていたのだとは思いますが。



最後の方に受けの父親が出てくるけれど、ここでも綺麗すぎるような。
本妻がいて長男もいながら『本当に愛していたのはお前の母親だけ』とか、それ政治家が言う一番ウソくさいセリフ。
ここでも受けがアッサリ許しちゃうのもちょっと…。

あまりに聖人すぎる受け。そして出てくるキャラの9割はいい人。

その残りの1割である、受けをストーカーしていた男はホント嫌なヤツでした。攻めに助けられて良かった。



…と、キレイにまとまりすぎるストーリーを素直に読めないヒネくれ者のレビューでした。
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