記憶喪失になったので、家族の中で一番信用できそうなお兄様を頼ることにしました(話売り)
佐藤もぶ/別所燈
このレビューはネタバレを含みます▼
記憶をなくし、海の漁師に拾われ「マリア」という名前をもらい修道女として生きていく決意をしたヒロイン。ところが突然自分達が「マリア」の家族であり本当の名前は「ビアンカ」だと告げられます。
全ての記憶を無くしているマリアは突然現れた家族の存在に戸惑います。本人の意志や気持ちに構う事なく「ビアンカ」は公爵令嬢で1日でも早く家に帰らなくては…と強引に連れて行かれしまいます。でも連れ帰られた家で自分は歓迎されてない、家族だという事にも違和感を覚え不安が増すばかり…
どうして記憶を無くしたのか?そもそも海で拾われたのはなぜ?
ただの恋愛物とは一味違うミステリアスな展開が期待を膨らませます。絵もきれいで見やすいです。
まだ単行本化されていないので纏まったら一気に読みたいと思います。
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