このレビューはネタバレを含みます▼
204ページ挿し絵あり。ホテル従事者ヒロインと金融会社勤務ヒーロー。はじめはヒーローの彼女の友人という間柄だったが、とある出来事を境に変わっていった…という話。香穂sideがないので彼女がどう感じて生きてきたのか分かりませんし憶測でしか語れませんが、彼女もヒロインの心情に気付いていて、ヒーローとの距離を開けようと画策してたんだと思うと何とも言えない感情が込み上げますね。そしてヒーローと香穂がプロポーズまでし合った中だと知ったらそりゃヒロインは身を引きますよ。ヒーローは自分の気持ちは言えないけどヒロインを囲っておきたいずるい男だなって思いました。心情的に二股状態になってるのもなんかモヤモヤしました。控えめで自己主張が苦手なヒロインがずっっと可哀想。それにしても浴衣のくだり、描写は流石ですね。女心を書かせるとやっぱり上手いなーって思いました。私、個人的には淳平が好きなんですよね。幼なじみ最高です(笑)