結子の気持ちを思うと涙が出て困りました。
篤史は何故最初の自分の気持ちに正直にならなかったのだろう、というより気づけなかっのかもしれない。
香穂は本当に幸せだったのだろうか、親友への後ろめたさを一生抱えて生きていくつもりだったのだろうか。そして最初の篤史の気持ちに気がついていたから、いつか終わってしまうかも知れないという気持ちから早く結婚したかったし、篤史の家に泊まる事も内緒にしていたのかもしれない。
作品中ちょっと納得出来ない文章があり、香穂が結子の気持ちや篤史の気持ちを知りながら、嘘をついたり結子を利用してたり、そんな香穂の気持ちを思うと愛しく思うとあったが、それは愛しく思うではなく不憫に思うだと思う。そう思った時の結子に対する気持ちが本当なら結子に対して失礼だと思う。