剣と青春と乙女と





2022年12月2日
数年前、百合漫画にはまった頃に偶然見つけたのがこの漫画でした。絵柄が好みで、1巻の表紙から惹き込まれました。
この漫画に登場する学校である「天地学園」は中高一貫の女子校と思われ、男子生徒は一切出てきません。男性キャラも少なく、登場しても小さい子どもや大人たちが数名、それも生徒の親族がほとんどです。メインキャラは天地学園の個性的な女子生徒たち。全員とは言いきれませんが、キャラで共通しているのが「剣が好きなこと」と「◯◯なこと」。一見真面目そうに見える女の子も、実は◯◯だった。という展開が多いです。ちなみにその◯◯とは、各話のタイトルに含まれている言葉でもあります。ストーリーもコミカル多めで、珍しく真面目な話になったかと思いきや、突然ツッコミが入ったりして、シリアスな雰囲気も笑いに変えてしまう。この点が、林家さんが引き出しをたくさん持っている凄腕の持ち主だなあ、と思ったところです。お話も基本笑いエンドなので、読んでいて暗い気持ちになることはありませんでした。
詳しい説明は省きますが、天地学園特有の制度である「星奪り(ほしとり)」は原則2人1組で挑む必要があり、自分の相方のことをここでは「刃友(しんゆう)」と呼んでいます。おそらく「親友」をもじった言葉だと思いますが、この作品にとてもぴったりでふさわしい表現です。そして時折交わされる刃友同士の会話が百合要素満載です。そもそもこの漫画のキャッチコピーが「攻めるも乙女、受けるも乙女」なので、何となく想像ができるかと。百合やコミカルな内容に抵抗がない人であればおすすめできる作品です。
残念なのは、アニメ化されていないためかこの作品を知っている人が意外と少ないところ。ちょっともったいない。
この漫画に登場する学校である「天地学園」は中高一貫の女子校と思われ、男子生徒は一切出てきません。男性キャラも少なく、登場しても小さい子どもや大人たちが数名、それも生徒の親族がほとんどです。メインキャラは天地学園の個性的な女子生徒たち。全員とは言いきれませんが、キャラで共通しているのが「剣が好きなこと」と「◯◯なこと」。一見真面目そうに見える女の子も、実は◯◯だった。という展開が多いです。ちなみにその◯◯とは、各話のタイトルに含まれている言葉でもあります。ストーリーもコミカル多めで、珍しく真面目な話になったかと思いきや、突然ツッコミが入ったりして、シリアスな雰囲気も笑いに変えてしまう。この点が、林家さんが引き出しをたくさん持っている凄腕の持ち主だなあ、と思ったところです。お話も基本笑いエンドなので、読んでいて暗い気持ちになることはありませんでした。
詳しい説明は省きますが、天地学園特有の制度である「星奪り(ほしとり)」は原則2人1組で挑む必要があり、自分の相方のことをここでは「刃友(しんゆう)」と呼んでいます。おそらく「親友」をもじった言葉だと思いますが、この作品にとてもぴったりでふさわしい表現です。そして時折交わされる刃友同士の会話が百合要素満載です。そもそもこの漫画のキャッチコピーが「攻めるも乙女、受けるも乙女」なので、何となく想像ができるかと。百合やコミカルな内容に抵抗がない人であればおすすめできる作品です。
残念なのは、アニメ化されていないためかこの作品を知っている人が意外と少ないところ。ちょっともったいない。

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asagi さん
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