神と鬼の生の軌跡





2022年12月2日
心優しい孤独な神と人間に虐げられてきた鬼が出会ったら、そりゃラブしかありません!そんな2人の長い長い日々の物語ですが、陰ながら見守らせてもらったような贅沢な気持ちになりました。話のベースは割とシンプルだけど、だからこそ2人の無垢な想いに感情が揺さぶられ、読後は多幸感でいっぱいになりました。避けては通れない様々な出来事を乗り越えながら辿り着いた2人の幸せを願わずにはいられない、そんな素敵なお話でした。あと、好みが分かれる触手(木の根)についてですが、私は全然違和感ありませんでした。てか、むしろウエルカム!途中までは「しい様」自身、そして2人の結びつきの象徴として描かれていて、逆に見ていてほっこりしちゃってました。根の中で寝てる/寝かしつけてる姿とか愛以外のなにものでもない。(←どんな状況かは是非本編で)まぁでも好みによると思いますが…。最後に、なんといっても作者様の描かれる人物のシズル感が素晴らしいッ。最高です!

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まほろば さん
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梅干し さん
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