パパ編集キストキドキ下心【電子限定おまけ付き】
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パパ編集キストキドキ下心【電子限定おまけ付き】

ヤマヲミ

実くん!!実ぐぅん!!(号泣)

ネタバレ
2022年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 奥さんが出てっちゃって2歳児のワンオペ育児+仕事で限界来ちゃった美人編集者の薫さんが、愛息子の実くんと紙オムツと荷物を抱えて、担当の男前売れっ子作家・大河さんのとこにお世話になったご挨拶に参上した冒頭から「えっ何夜逃げ?ただの最後のご挨拶?いや待ってなんかチート自慢始まったが??」と惹き込まれました。そんな薫さんと瓜二つの実くんがもー!可愛いこと可愛いこと!!そして初手から本当のパパの薫さんより保護者力高めで、大河→タイガー→虎で“がおちゃん”てナイスなニックネームを編み出したり、実くんに着せるお洋服のセンスも“わかってる”大河さんがスパダリパパでマジ最高です。しかも薫さんに密かにクソデカ感情拗らせてるとかね(ニチャ…)。そんな大河さんは実くんの前で「セッ」とか「乳」とか言っちゃったり、薫さんは自分本位な拗らせと無自覚で実くんを振り回して困らせちゃったりと、大人達がそれぞれに大人げないもんだから愉快やら焦れるやら。と思ったら本気で実くんを困らせちゃって泣かせるもんだから、大河さんへの電話口で号泣する実くんと一緒にボロ泣きしてしまいました。そうだよね、実くんはママが出てった時も知ってるんだよね。大人げない大人達の中で健気によく頑張ったね。うっとりと「うれしぃね〜」ってニコニコ眺めてた、仲良しさんのぱぁぱとがおちゃにまた戻って本当によかったね。…と、もう深夜にガチのボロ泣きして読み終えたら巻末(カバー下?)のヤマヲミ先生のあとがきで爆笑してしまって情緒が忙しかったです。先生もチラッチラッてされてましたが、続編欲しいですマジで!お願いします!!ともかくも、実くんが終始可愛くて可愛くてたまんないのでね、是非あなたの脳の母性(脳の母性?)をぶつけてください!!
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