このレビューはネタバレを含みます▼
一風変わったオメガバ警察もの。αを凌駕する異能Ωがいる世界。ヒエラルキーが厳しくΩはαの道具、αの責務はΩの管理に近い状態。圧倒的多数のβも警察組織では焦点があたることはない。
そんな中での年下β攻めと上司異能Ω受けのお話。事件解決に、Ωの特殊能力が一役買う。Ωの置かれている状況が胸クソ悪いけど、頑張るワンコβに救われるのは、高森だけではなく、読者の私もそう。
強いΩを自分のものにしようと画策するハイアルファ。かつての想い人(恩人)と番になった幼馴染。長い物には巻かれるα。Ωのフェロモンが引き起こす事件。盛り沢山だけど、回収されていきます。
最初の巻で、三好(β)が高森(Ω)を羨望や尊敬から好きになる過程があまり描かれていない気もするけど、三好は高森命でべた惚れです。直球に慣れず素直になれない高森ですが、かなり三好が好き。癒やされ支えられている。βΩのCPの幸せを願ってやまず。3巻出ないと事件は解決しません!!刮目して待ちます。
追記∶完結しました。なかなかハードボイルドな特殊オメガバですな。光、見つけられたら無双だな。
最後までオメガパンチがよく理解はできなかったんだけど(笑)、オメガの特殊能力を相殺というか癒やすことができんのかなって思うことにしました(笑)
いやぁ、それにしても、りーるー先生の肢体はエチぃね。