このレビューはネタバレを含みます▼
大学進学のため上京した主人公の悠と義理の従兄弟の旗彦とのお話です。旗彦への気持ちを自覚した悠が一生懸命で小動物みたいでカワイイ!秋田弁も素朴でいい!旗彦も冷たいようでいてさりげなく優しい。旗彦が変わってしまったキッカケはお祖父さんとの喧嘩だけど、田舎のお年寄りのセクシャリティーに関する理解などそんなものなのでは無いでしょうか。でも旗彦くんは両親との関係で疎外感を感じていたり、周りに相談できる人がいなかったりでいっぱいいっぱいだったのかな。悠の真っ直ぐな気持ちで固くなってた旗彦くんの気持ちがほぐれて良かった。絵もストーリーも可愛くて読むとホッコリした気持ちになります。